網膜上膜(黄斑上膜)(もうまくじょうまく)
網膜上膜(黄斑上膜)について
網膜上膜(黄斑上膜)とは?
大切な黄斑の前に膜が張る病気です。
目の底(眼底)には、カメラのフィルムに相当する部分があり、それを網膜といいます。
その網膜のなかでも物体を鮮明に写し出す、視力に非常に大切な部位があり、それを黄斑といいます。
その大切な黄斑の前に膜が張る病気を黄斑上膜と呼びます。
物を見る中心である黄斑の上に膜ができるため、膜越しに物を見ることになり視力が低下します。
また、この膜が収縮することによって物がゆがんで見える場合もあります。
視力の低下やゆがみがひどくなれば手術があります。
超広角眼底観察装置を導入しております
当院では、最新鋭の超広角眼底観察装置 英国Optos社製 Californiaを導入しました。
眼底の約80%、200度の範囲を1回で撮影することができますので、眼底周辺部に現れる小さな病変や予兆をとらえて、病気の早期発見、早期治療に役立てています。
また、散瞳せずに撮影できますので、お車で来院された方も安心です。