第120回日本眼科学会総会が2016年4月に仙台で開かれ、出席して来ました。
翼状片に対する視力予後を加味した新しい病気分類の提唱や、眼内レンズの表面散乱の増加について、 摘出された眼内レンズの検討結果が発表され、参考になりました。
また、加齢黄斑変性の中の1つの病態に対する新しい検査法を用いて、 網膜の血管を無侵襲で描出したOCT angiographyによる所見や、 抗VEGF療法(薬品名ルセンティスやアイリーアなど)を光線力学的療法と併用した時の治療成績など、 大変勉強になりました。