2026年7月グラングリーン大阪コングレスクエアで開催された第42回眼循環学会に参加しました。

新しく綺麗な会場で大阪大学の前野貴俊教授が会長を務められ、内容も豊富で大変勉強になりました。

 

その中で、第15回松山賞受賞講演を拝聴しました。

松山賞は、第8回の時に私が拝受した賞です。はりの眼科院内にそのメダルを飾っています。

 

「網膜静脈分枝閉塞症の、発症前視力を回復して離脱可能な抗VEGF薬治療」という題で、信州大眼科の村田敏規教授が担当されました。

村田教授が中心となって実施された多施設共同研究「ZIPANGU試験」では、治療未経験のBRVO患者に対する抗VEGF硝子体注射の有効性を検証されました。

その結果、以前から言われていたような自然改善を期待して3か月程度待つのではなく、黄斑浮腫による視力低下があれば、可能な限り早く抗VEGF治療を開始することの重要性が示されました。

 

当院でも、BRVOに対して、抗VEGF治療を視力低下する前、もしくは直後から、なるべく早い段階で開始するようにしています。

そのために、夕方の診察後や土曜日にも治療できる体制を整えています。