2024年4月に東京で行われた歴史ある「第128回日本眼科学会総会」に参加しました。
加齢黄斑変性の最新の治療や、静脈閉塞症に対して最近適応を取得したバビースモ(商品名)のこれまでの研究結果と、今後の適応について学んできました。
また教育セミナーでは、取り上げられる事の少ない「義眼を再考する」に出席しました。
20~30年前に比べて、義眼を必要とする患者さんは減少しましたが、今でも眼部の腫瘍で眼球を摘出せざるをえない方や、網膜剥離が治らなくて眼球がしぼんでしまう方がおられます。
その場合、残った眼窩内のスペースを使って義眼を入れ、外見上わからなくすることは患者さんにとってとても大切なことです。
義眼制作者から基本情報を聞け、大変勉強になりました。